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カラーコンタクトレンズのサイズ選びについて

カラーコンタクトレンズは、カラー、色の入った部分だけで出来ているのではなく、レンズのフチの部分は透明です。透明なコンタクトレンズの上に一回り小さなカラーの色味が付いていると考える方がわかりやすいと思います。
そのために、カラーコンタクトを選ぶ際は、サイズと着色直径の両方を確認するほうが良いです。コンタクトレンズのサイズが14.2センチで着色直径が13.6センチの場合、実際に目を大きくしてくれる色の部分は13.6センチのみです。しかし、カラーコンタクトレンズの説明やHPには、着色直径が記載されていない場合もあります。そのために、レンズのサイズ(DIA)を、カラーコンタクトレンズの色の部分だと勘違いしている方も多いです。そして他のレンズを購入するときに同じコンタクトレンズのサイズを選択して購入したにもかかわらず、着色直径が実は違い、装用した際に、想像していたものとは異なるということが出てきてしまいます。また、カラーコンタクトレンズの場合は、着色直径が同じであっても、フチありと言われるくっきりとフチを色どったものだけでなく、フチがぼんやりとしているフチなしのものもあり、フチありとフチなしは、同じ着色直径でも装用後のサイズ感の印象が全く異なります。フチなしのレンズの方が小さい印象を受けることが多いです。
コンタクトレンズ自体のサイズが大きいと入れ外しする際に、入れにくい外しにくいということがあります。しかし、カラーコンタクトレンズなどのソフトコンタクトレンズは大きさにすごく大きな差があるわけではないので、購入の際にはあまり気にしなくても良いと思います。コンタクトレンズのベースカーブ(BC)は複数の中から自身の目に合ったものを選択することができることもありますが、サイズを選択できるということは基本的にありません。そのために、着色直径や色味、酸素透過率、含水率など他のスペックや色味の好みで選択をすることとなります。

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